2005年05月30日
トーノZEROアニメ感想B-伝説! バトルビーダマン 炎魂 total 5956 count

深夜にミエとリエナの寝室に入り込む、いやいやエッチ~な復讐鬼ジンベエ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の炎魂の感想。

サブタイトル §

第21話 『 スワロウテイル 』

あらすじ §

 ヤマトはツバメのことが心配で、挨拶しているジンベエに気づきません。

 ジンベエは、勝手に復讐に燃えてヤマトを襲いますが、ことごとくヤマトは気づきません。

 ツバメは、(鳥の)ツバメに導きで、洞窟の中に入り込みます。そこで、幻影の自分と戦います。そして、真の敵とは自分自身の心と気づき、自分に打ち勝ちます。

 そして、その場所にはストライクショットがありました。

感想 §

 凄く面白かったのは、洞窟の中でのツバメの戦いです。

 最初、ツバメは、(幻の)凶悪な形相のダークツバメと向かい合います。

 しかし、ダークツバメがハジャに姿を変えた後、ツバメ本人の表情がダークツバメになってしまいます。それまで、彼が見る相手がダークツバメであったのに、いつの間にか自分自身がダークツバメになってしまう演出の面白さ。これは魅力がありますね。

 もう1つ、面白いのはやはりジンベエの復讐です。これだけ頑張っているのに、ヤマトは気づいてもいない、というのが可笑しいですね。

 間違って襲うミエとリエナの寝室というのも良いですね。

 そして、真夜中に女の子から逃げ回るガンノス。色気がある良い話ですね。

今回の名台詞 §

ツバメ「真の敵とは自分自身の心」

 そう。これは、ツバメの心の戦いのドラマであるからこそ、見る者の心に届く何かがあるのだと思います。

今回のサブタイトルの元ネタ §

 スワロウテイルとは、スワロー(swallow=ツバメ)+テイル(tale=物語)という構成と読むことができ、つまりツバメの物語であると解釈できます。そして、今回は人のツバメと、鳥のツバメが登場するので、どちらと解釈するかで、2種類の解釈があり得ます。どちらと解釈しても良い話ですね。

 が、しかし、スワローと表記することが多いツバメを、スワロウと表記しているのは少し特徴的です。

 実は、他のエピソードと同様、スワロウテイルとは映画のタイトル。岩井俊二監督の何やら凄そうな映画ですね。見たことはありませんが、少し見てみたくなりました。